1)日常生活上の
注意 |
長時間の歩行や階段昇降、正座など関節に負担のかかる動作をなるべく避け、歩行には杖を使用する。ハイヒールや、底の硬い靴は避け、なるべくクッションのあるスニーカーをはく。関節を冷やさないよう注意する。肥満者は減量を心がける。 |
| 2)運動療法 |
大腿四頭筋などの太腿の筋肉や、股関節周囲筋の筋力強化を、関節に体重をかけない臥位や座位で行う。水中歩行も効果的である。 |
| 3)温熱療法 |
関節や筋肉の痛みを和らげ、血液の流れをよくする。ホットパックや極超短波のほか、温泉や家庭での入浴も効果的である。 |
| 4)薬物療法 |
- 関節内注射:関節軟骨の保護および修復作用、関節内の潤滑作用、および鎮痛作用のあるヒアルロン酸を使用する。現在、膝関節と肩関節に適応があり、その他の関節には保険適応となっていない。炎症症状の強い場合にはステロイド剤が効果的だが、副作用もあるため繰り返しの使用は避ける必要がある。
- 消炎鎮痛剤:痛みや炎症の強いときには効果的だが、関節を修復する効果はない。副作用もあるため、長期服用は避けなければならない。
- 外用薬:消炎鎮痛剤入りのパップ剤や、軟膏がある。副作用が少なく使いやすいが、皮膚が弱い場合には使用に注意する。
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| 5)装具療法 |
内反(O脚)型の変形性膝関節症では、外側を楔状に高くした足底装具が有効である。膝関節の不安定性がある場合には、支柱やバンド付の膝装具が有用な場合がある。 |